ご挨拶

 応用バイオ科学科では、「化学」力+「生命科学」力+「英語」力+「プレゼンテーション」力+「人間」力を養い、人々が安全に、かつ安心して「健康な生活」をおくれる社会(環境)づくりに貢献できる「バイオ技術者」・「バイオ支援技術者」の育成を目指しています!

 応用バイオ科学科はH18年4月に開設されました。本学としては新しい学科の一つです。H22年3月に初めての卒業生となる第一期生が巣立ち、以来毎年、卒業生を社会へ送り出しています。進路は、1)食品関連企業、2)化学関連企業、3)化粧品関連企業、4)大学院進学、5)その他です。

 応用バイオ科学科は、教育理念に以下の(1)~(5)を掲げ、社会で活躍できる有能な人材育成を目指しています。
(1)全人教育(人間性豊かな人材育成教育)
(2)実学重視(実社会で即戦力となるような職業人育成教育)
(3)国際性の涵養(国際社会に対応可能な人材育成教育)
(4)地域社会との連携
(5)チャレンジ精神
 今日、私たちは、「石油資源枯渇にともなう代替エネルギー問題」、
「地球温暖化・砂漠化にともなう食料不足問題」、「CO2を始めとする環境破壊問題」など,多くの課題を抱えています。
 このような実社会でこれから活躍していくために、応用バイオ科学科では、「生物」と「化学」を基盤として、これからの「食糧問題」、「健康・医療問題」、「環境問題」の解決に対応できる「バイオ技術者」、「バイオ支援技術者」を育成することを目標としています。

高度な分析機器を完備したバイオ・サイエンス・センターで先端的研究をしよう!
 バイオ関連技術を幅広く体験的に学べる施設として、バイオ・サイエンス・センターが設置されています(実験/研究設備)。DNAシークエンサー、プロテインシークエンサー、リアルタイムPCR装置、アミノ酸分析装置、共焦点レーザー顕微鏡、走査型プローブ顕微鏡、生化学分析装置、HPLC-MS、GC-MS、発光分析装置、原子吸光分析装置、ICP、MALDI-TOF-MSなどの高度な分析装置を完備しているほか、微生物培養装置、植物培養装置、動物細胞培養装置などの各種培養装置、また水生生物実験室、遺伝子実験室、食品加工室などの施設を備えています。学生実験に、そしてさまざまな研究活動に積極的に取り組むことができます。

海外研修や資格取得にチャレンジできる環境を整えています!
 大学では、自学自習の態度が必要となります。日常的な勉学はもとより、本学科に用意されている「海外バイオ研修」に積極的に参加して国際性を養い、さらに英語力をアップさせましょう。また、中級あるいは上級バイオ技術者認定試験にチャレンジしましょう。本学科に在籍している多くの学生が、米国・ワシントン州・シアトルにホームステイし、協定校(サウス・シアトル・コミュニティー・カレッジ(SSCC))で英語を学び、外国文化に触れ、またバイオ技術者認定資格(中級・上級)を取得しています。私たち教員一同は、積極的な皆さんを応援・支援できる環境を用意しています。是非、勉学に、スポーツに、クラブ活動に打ち込み、そして青春を謳歌して下さい。