よくある質問 FAQ

入試について
Q. 学生はどの県から入学していますか?
A. 地元神奈川県出身の人が約半数ですが、北は北海道から南は沖縄まで出身はさまざまです。神奈川県と隣接した都県出身の学生が多いほか、東北出身の学生も毎年1~2割います。また、海外からの留学生も各学年に在籍し国際的です。自宅生と下宿生の比率は55:45程度です。

Q. 男女比はどれぐらいですか?
A. 年度によってばらつきはありますが、女子学生の比率は3~4割です。

Q. AO入試を受験したいと思っています。アドバイスを下さい。
A. 応用バイオ科学科では、「実績評価方式」、「適性評価方式」、「レクチャーレポート方式」、「スポーツ実績評価方式」を用意しています。どの方式が自分にあっているかを十分に検討しぜひチャレンジして下さい。詳しくはこちらをご覧下さい。

Q. 文系クラスですが、バイオに興味があります。入学してからのアドバイスをください。
A. 文系・理系に関わらず得手不得手があります。応用バイオ科学科では、苦手な内容が習得できるように習熟度別に数学・化学・物理・生物を少人数で学べる授業を準備しています。また、気軽にマン・ツー・マンで基礎科目の内容について相談できる「基礎教育支援センター」があります。大学で成長するために最も大切なことは,バイオ・生物・生命に対する興味と探究心です。安心してください。

Q. 入試方式によって入学後に何か影響がありますか?
A. 場合によってはあります。本学科では、AO入試・推薦入試と一般入試・センター入試の入学者の割合は約1:1です。AO入試・推薦入試は入学の約半年前に決定しますが、その間、一般入試・センター入試で入学する学生は受験勉強をしています。高校の教科書の内容は、大学での勉学の基礎として極めて重要ですので、早目に入学が決定したとしても、日々の勉強は習慣として継続してください。特に英・数・理で苦手な分野があるという人は、その克服に利用してください。

学科、大学生活について
学科について
Q. 応用バイオ科学科の特徴を一言で表現すると何ですか?
A. 健康・食品・環境に関連するバイオテクノロジーの知識や技術を幅広く学習できる学科です。

Q. 応用バイオ科学科の特徴ある研究を教えて下さい。
A. 応用バイオ科学科では3つの分野(健康・医療、食品・食糧、環境・エネルギー)に関係する興味深く、幅広い研究が多数行われています。詳しくは各教員の研究室紹介(こちら)をご覧ください。

Q. 応用バイオ科学科の教育カリキュラムの特徴を教えて下さい。
A. 応用バイオ科学科では、時代のニーズであるバイオテクノロジーと伝統ある化学技術(天然物有機化学や分析化学など)を重視し、化学と生物学を基本としたバイオ科学を学習します。カリキュラムでは「徹底したバイオ技術の習得」と「国際性の涵養」に特に力を入れています。また、「健康・医療分野、食品・食糧分野、環境・エネルギー分野」を設け、さらに、6つのコースにより、学生個人の志向に合わせて、当該専門分野をより深く学んでいくことができるシステムになっています。4年間の実践的な教育、また国際性に富んだ人材育成教育を通して、「化学」と「生物学」を基盤とし、私たちの生活を支える21世紀の「医・食・住」の問題解決を通して実社会に貢献できるバイオ技術者・バイオ支援技術者を育成することを目指しています。詳しくはこちらをご覧ください。

Q. 応用バイオ科学科で資格が取れますか?
A. できます。応用バイオ科学科の特徴的な資格として任用資格である食品衛生管理者および食品衛生監視員の資格を得ることができます(フードサイエンスコースにおいて必要な専門科目の単位取得が必要)。応用バイオ科学科は、厚生労働大臣の登録を受けた養成施設となっており、これらの資格を得ることができます。人々の食の安全が強く求められている今、食品衛生の指導的な役割を担っている資格です。また、所定の科目を履修し単位を取得すること(教職課程)で、高等学校教諭第一種免許状(理科、工業)、中学校教諭免許状(理科)の教員免許を取得することも可能です。さらに、博物館での資料の収集、保管、展示及び調査研究などを行う際に必要となる学芸員の資格取得のための課程(学芸員課程)もあります。資格を取ることは、非常に有利で、仕事の選択の幅も広がります。こちらもご覧ください。

Q. 1年生からバイオに関しての勉強や実験が出来ますか?
A. できます。1年次は生命科学の基礎の講義「生命科学I、II」、「生化学入門」、「微生物学入門」などの講義を通して、バイオの世界に触れていきます。また、1年前期の「化学・生物学基礎ユニットプログラム」、後期の「バイオ基礎ユニットプログラム」には、さまざまなテーマのバイオ実験が盛り込まれており、実験の基礎を学びます。本学科のカリキュラムの特徴として、バイオ基礎ユニットプログラムには「自主テーマ実験」というユニークなプログラムがあります。ここではグループを組み、未知の事柄について研究テーマと、それを解決するための実験方法を考えて実行します。成果はポスター発表でプレゼンテーションを行います。このプログラムでは思考力・実験技術・チームワーク・プレゼンテーション力など総合力を身に付けることができます。まだ誰も知らないことを明らかにしてみませんか。

Q. 3分野・6コースがあるようですが、いつごろから分かれるのですか?
A. 4年生になると3分野のいずれかに所属する研究室で卒業研究を行うことになります(ただし、あくまでも研究室の担当教員の研究内容を分野分けしたものですので、その分野の企業に就職できる、就職しなければならないというものではありません)。現在はそのための配属調査を3年生の前期に行っています。
6コースは、3分野との関連性を重視して学科で設定した履修モデルとなっており、コースに対応した授業科目を各自で選び学習できるようになっています。そのため、コース分けは明確なものではありません。興味のある分野がはっきりしている人には積極的に利用してもらえます。また、分野は決められないという人であっても、さまざまな内容を広く学習した後で分野選択ができるというメリットがあります。詳しくはこちらをご覧ください。

Q. 卒業研究って何ですか?
A. 卒業研究とは、大学生活4年間の学習成果の集大成となるものです。ここでは1つの研究課題(卒業研究のテーマ)を通して「研究とは何か」を学びながら、これから社会に飛び立つために必要な「人間性」「協調性」「論理性」「発表能力・表現力」「文章能力」などを、研究室の担当教員および仲間とともに1年間を通して学習します。卒業後就職する学生にとって、この1年間は社会にはばたくための離陸準備期間と言えます。
応用バイオ科学科では卒業に際しての重要科目(必修科目)と位置づけています。それまでの授業・実習と卒業研究は大きく異なり、自分の能力をフルに発揮できる場所です。4年生になって飛躍的に成長する人がたくさんいます。研究って面白い、そう思えたらチャンスです。また、そのような人には大学院の博士前期課程、さらには後期課程への進学を目標にしてみて下さい。卒業研究は大学生活のゴールでもあり、研究生活のスタートでもあります。

Q. 海外で学ぶことが出来ますか?
A. 休学することなく学べます。「海外バイオ研修I」と「海外バイオ研修II」という海外研修プログラムがあります。「海外バイオ研修I」はアメリカのシアトルにあるサウスシアトル・カレッジ(本学の協定校:SSC)または台湾の明道大学で1ヶ月程度学びます。「海外バイオ研修II」はSSCで6ヵ月間、英語と専門科目について学びます。詳しくはこちらをご覧ください。

学生生活について
Q. 応用バイオ科学科では、友達がつくれますか?
A. もちろん、つくれます。入学してすぐに実施されるフレッシャーズ・キャンプ(FC)で、全員が同じホテルに一泊し交流します。そこでできた親友が在学中を通して勉強仲間、遊び仲間となることが多いようです。FCに続いて開催されるクラス会や応用バイオ科学科教員主催の懇親・食事会(共に年2、3回開催)でどんどん気のあった友達がつくれます。ここで注意したいことは、「いい友達を得るには、自分自身も磨く必要がある」ことです。本学に入学していい友達をたくさんつくって下さい。

Q. 応用バイオ科学科では、先生と親しく話すことが出来ますか?
A. 大学の先生というと「ちょっと敷居が高くて近づきがたい」という先入観をもっている人が多いのではないでしょうか。応用バイオ科学科では心配無用です。朝の「おはよう」の挨拶はもちろん、授業以外でも学内で会ったときは声をかけてみてください。また、先生の研究に興味をもったり、何か相談ごとができた場合は、先生の研究室を気楽に訪問して下さい。クラス会や懇親会なども先生と親しくなるチャンスです。

Q. 大学に入学後、どうすればよいかわからず不安です
A. ご安心下さい。大学に入学すると、これから学園生活を送るのに必要となる「授業科目の取り方(履修案内)」、「学生生活全般についての案内」、「図書館・コンピュータ室の利用方法」などについて、学科ごとに丁寧にガイダンスが行われます。分からないことがあれば、遠慮せずに教務委員の先生や学生部委員の先生に尋ねて下さい。

Q. 数学が不得意ですが、入学してから大丈夫ですか?  物理/化学/生物を高校で履修してこなかったので心配です。
A. 1年生前期に「バイオ工学基礎」という科目が設置されています。具体的には、入学後に行われるプレイスメンステストの結果をもとにクラス編成をし、これから応用バイオ科学科で必要となる数学的内容について、生物学的・化学的事例をできるだけ多く使いながら丁寧に授業を進めていきます。また、本学には「基礎教育支援センター」という機関もあり、高校であまりやってこなかった科目(「数学」「化学」「物理」「生物」「英語」)の内容(基礎)を、マン・ツー・マンで補うことができます。積極的に利用してください。

Q. 大学生の1日の過ごし方は?
A. 履修している授業によりますが、基本的には1~4限が授業時間帯で、1限は9時半から、4限は16時半までです。一部の科目や教職科目は5限にもあります。平日は授業や実習を受けた後、図書館で勉強、資料収集やレポート作成を行うほか、部活動やサークル等に参加する学生が多いです。

Q. バイオって実験する機会が多い?(やりたい人はカリキュラム外でもチャンスあり)
A. 実験する機会は多いです。カリキュラムでも1年生から3年生の前期まで各期に実習科目が割り当てられていますし、研究室に仮配属となる3年後期には研究室ごとに特別実験を行うことができます。

Q. 卒論ってどう進めていくの?
A. 卒業研究は、1~3年次までの授業や実習で学んだことを基盤として、4年次の配属先の研究室で取り組みます。各自の研究テーマ(テーマの決定の仕方は教員によってさまざまです)について、指導教員や大学院生のサポートのもと、「まだ誰も明らかにしていないこと」を解決するために一年かけて実験と調査を進めていきます。その成果を、研究テーマの背景・実験方法・実験結果と考察等としてまとめたものが卒業論文です。

進路について
Q. 就職では大学で学んだことますか?
A. 活かせます!ただし、企業も様々な業種があり、就職先によっては大学で学んだバイオ知識そのものを活かせない場合もあります。ですが、本学科のカリキュラムを通して学んだ科学的思考、自ら考え実践する姿勢、グループワークによるメンバーとの協調性などは、他に代えがたいものであり、様々な場面でこれらを活かすことができると考えられます。

Q. 生物系の就職は少ないと聞いています。大学で学んだ事を少しでも生かして就職したいのですが、具体的にどのような就職先や職種があるのか知りたいです。
A. 応用バイオ科学科の研究室は健康・医療、環境、食品・食糧という分野に分かれます。健康・医療分野では製薬会社や化粧品系企業の研究開発部門、環境分野では環境改善や環境アセスメントに関する企業のエンジニアや役所の環境部門、食品・食糧分野では食品メーカーの研究開発部門や化学分析会社などで自身が学んだことを直接活かすことができると考えられます。

Q. 大学院進学は可能ですか?
A. 可能です。
これまで、バイオ系の学生は、本学大学院のみならず、下記のように多くの国立系大学院にも進学しています。

進学先実績:本校大学院、東京大学大学院、筑波大学大学院、横浜国立大学大学院、横浜市立大学大学院、千葉大学大学院、静岡大学大学院、山梨大学大学院、富山県立大学生物工学研究センター、上智大学大学院、奈良先端科学技術大学院大 他

Q. どのような就職先がありますか?
A. 応用バイオ科学科では下記のような就職先が期待されています。
期待される就職先:食品製造・販売業、水産業、発酵産業、医薬品製造・販売業、化学産業、医薬・分析機関、環境浄化産業、バイオ支援産業(バイオ機器・試薬製造・販売業)、情報産業、流通産業、サービス産業等の幅広い産業分野

最近の就職情報(平成27年度内定率96.2%)
過去5年間の主な就職先(企業名50音順)
秋元食品(株)、アサヌマコーポレーション(株)、カネ美食品(株)、川口薬品(株)、協和発酵キリン(株)、(株)京浜予防医学研究所、(株)江東微生物研究所、(株)神戸屋、(株)サンデリカ、(株)シーボン、(株)シャトレーゼ、ジーエルサイエンス(株)、JFE環境(株)、水ing(株)、相互薬工(株)、第一屋製パン(株)、中外製薬(株)、中外製薬工業(株)、トオカツフーズ(株)、日医工(株)、日東ベスト(株)、日本KFCホールディングス(株)、日本ステリ(株)、長谷川香料(株)、(株)パーマケム・アジア、日立マクセル(株)、ファンケルグループ、フジフーズ(株)、(株)保健科学研究所、(株)ポンパドウル、丸富製紙(株)、(株)八重椿本舗、横浜冷凍(株)、(株)吉野工業所、理科研(株)、わかもと製薬(株) 他

公務員等
中学・高等学校教員、奥州市役所、警視庁など